仲山研の紹介

環境生物工学研究室(仲山研)では...

環境の浄化・修復と汚染化学物質の再資源化による循環型社会の創成を目指して研究を行っています。

主要な環境汚染物質を大別すると、重油や POPs 等の難分解性の有機汚染物質と、ミネラル成分や重金属等の非分解性の無機汚染物質に分類されます。これら多様な各種汚染物質の化学的特性を理解し、さらに地球環境の自浄作用の根幹を支えている生態系の微生物と植物が備えた環境浄化機能を解明して応用することにより、あらゆる汚染物質を有用資源に再生する循環型社会の構築を目指します。

1.無機汚染物質を金属鉱石に再資源化するメタルバイオ技術の開発研究

乾燥による蒸散作用等により、環境水中の塩分とともに必然的に濃縮される無機汚染物質は環境毒性を増すことが懸念されます。しかしながら、濃縮された無機物質を選択的に分離・回収する技術を開発できれば再資源化が可能となります。そこで、塩分や金属類が濃縮された極限環境に適応した生物が進化的に備えた優れた触媒機能を解明して活用することにより、選択的に金属類を認識して回収するメタルバイオ技術の開発研究に挑戦しています。将来的には、水資源の枯渇問題の深刻化とともに需要の増大が見込まれる、海水淡水化に伴い生成する濃縮海水を標的としたメタルバイオ技術の開発を行います。

2.有機汚染物質を有用化学物質に再資源化するバイオリファイナリー研究

化石資源から植物バイオマス資源への原料転換による化学品産業の構造革新を目指した基礎研究を行っています。未利用の植物バイオマスに加えて、有機汚染物質を同化できる微生物を宿主とした細胞工場の創出により、環境の浄化・修復と連動したバイオリファイナリーの構築を目指します。さらに、近年深刻化している農業用水や工業用水として必須な淡水資源の枯渇問題に対応するため、海水を直接利用可能な好(耐)塩性植物の開発によるバイオマス増産、並びに好(耐)塩性微生物を宿主とした細胞工場の創製を目指した基盤研究を推進します。

 

仲山研究室紹介資料

  • 環境科学部研究室紹介資料

http://www.env.nagasaki-u.ac.jp/wp/wp-content/uploads/2014/03/edu_nakayama.pdf

  • CHOHO掲載記事

 

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